2015年01月07日

去年のタイでのマッサージ修行 その3

Keikoさんに、今回、チェンマイに来たのは、
クンジー先生のマッサージ(チネイザン)を習うためだと話すと、

Keikoさんは、今回の滞在でもクンジー先生の施術を何回か受けていたようで、
「先生にお会いしたら、よろしく伝えてね。」
と言いました。

思い起こせば、わたしがクンジー先生の施術を受けてみようと思ったのも、
二年半前にKeikoさんやクンジー先生から施術を受けた同じ宿の方々から
いろいろ話を聞いたのがきっかけでした。

チェンマイに一か月いて、もう滞在も残りわずかなときでした。

所持金もギリギリな感じだったので、
清水から飛び降りるような気持ちで、
3回、チネイザン&カルサイネイザンを受けました。

クンジー先生は、施術を受けた人に
「マッサージを習わないか?」と声をかけていたようで、
わたしも声をかけられました。

お金も時間もタイムリミットだったので、
「次回来た時にしよう。」と思い、
そのときは、チェンマイを後にしたのでした。

3回、クンジー先生のチネイザン&カルサイネイザンを受けて、
施術以外でも、いろいろ思うところはあったけれど、
施術では、ファーストタッチの肘使いが
とにかくすごいな~、と感じました。
そして、単に痛いだけでない(悪い部分があるとものすごく痛いのだけれど)、
的確にポイントを狙って、必ず結果や効果を出しているところも
多くのリピーターから信頼を得ている部分かな、と思います。

あと、施術が的確で、技術もすばらしいというのもありますが、
クンジー先生が、本気を出すと、「この人を楽にしてあげたい。」
という強く大きな気持ちがひしひしとと受け手にも伝わってくるのが、
すごいところだし、尊敬する部分でもあります。


クンジー先生  


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2015年01月06日

去年のタイでのマッサージ修行 その2

朝、羽田を発って、バンコクで乗り換えて、
その日の夕方にはチェンマイに着く飛行機で行きました。

バンコクに着くと、けっこう激しく雨が降っていました。
乾季だって、聞いていたけれど…(ノ∀`*)

天候のせいかはわかりませんが、
バンコクからチェンマイへの飛行機は、30分遅れでした。

チェンマイの空港には、
Makikoさんがお迎えに来てくれていました。

実は、予約の時に、
ゲストハウスの手違いで、ダブルブッキングになってしまい、
最終日は、私が別の宿に移ることになっていました。
そのお詫びにと、Makikoさんが、気を遣って、来てくださったのです。
自分でタクシーで宿まで行かなくてよかったので、ありがたかったです。

チェンマイは、もう日が陰り、雨は降っていませんでした。
外に出ると、日本の夏のような、もわんとした熱風で、
ああ、タイに来たんだな、という実感が湧いてきます。

Makikoさんの車で、アムリタに着いて、
お店の中に入ると、どびっくりface08emoji02emoji02

なんと、そこには、2年半前に同じゲストハウスに宿泊していた
バリ島在住のKeikoさんがいるではありませんかemoji01

アムリタガーデンのカフェで、ちょうどお友達とお茶しているところでした。

わたしが、びっくりしたのには、理由があって、
その日の朝に、今まで何の連絡もなかったKeikoさんから、
Keikoさんが主宰するバリ島スピリチュアルツアーdari HATI BALI
facebookページへのいいね!リクエストが来ていたので、
自宅でポチッといいね!を日本で押してきたばかりだったのです。

それで、まるで近所のカフェでばったり会うみたいに、同じ日に
チェンマイでご本人に会えるなんて、どんな確率なのかと思ってしまいます。

世の中、狭いというか、
つくづく、チェンマイっておもしろい場所だな~、と思いますface08face02
  


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2015年01月05日

去年のタイでのマッサージ修行 その1

年が明けてしまいましたが、
去年の11月に行った、
タイでのマッサージ修行について書こうと思います。

2014年11月2日~11月15日の2週間、
前半の1週間は、チェンマイ、
後半の1週間は、バンコクに行ってきました。

前回、はじめてタイに行ったのが、2012年の4~5月でした。
ですので、2年半ぶりのタイでしたemoji02

その時に、タイでは、いちばん暑い時期に行ったので、
「次回に来るときは、気候のいい時にしようemoji01
と思い、今回は、ロイクラトン祭りにも合わせて計画しました。

宿は、アムリタガーデンにしました。


1Fのカフェ


カフェの一角にショップもあります





わたしは、自分用のおみやげに
前々から欲しかったこちらのお店のヨガバッグを購入しました。
ポーチもかわいくて、つい衝動買い。

どれもこれもかわいくて、ちょっとしたおみやげも
どストライクなのですface05emoji02

なので、荷物になるからバンコクで買おうと思っていたお土産も
ほとんどアムリタとチェンマイのTOPSで購入しました。

ゲストハウスは、カフェの2Fにあります。

2部屋のみで、こじんまりした感じです。

オーナーが、日本人のMakikoさんとご主人のタイ人のFoieさんで、
おふたりの細やかな心遣いとホスピタリティが感じられるゲストハウスです。

  


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2012年06月25日

ジャック先生 3

ジャック先生ともう少し話をしたかったのですが、

施術後は、ジャック先生が時間がなさそうだったのと、

実は、このとき、施術の途中から2人の日本人女性が見学に来ていて、

わたしのことを何故か待っていて、話しかけたそうにしていたのでした。


話をしてみると、この学校の生徒さんということで、

会社の研修で来ているということでした。


1人が先に帰国してしまうので、練習相手を探しているとのことでした。


もう少し、早い時期に会っていれば、練習相手にもなれたのですが、
わたしもあと数日で帰国してしまう予定だったので、
学校の人にも声をかけてみると約束して、この日も、食事に誘われたのですが、
ワンディ師匠のところに行く予定だったので、タイミングが合いませんでした。


ジャック先生の施術から推測するに、
レックチャイヤは、上級者向けの学校だと思っていたら、
お二人の話だと、初心者もいるということでした。


  


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2012年06月25日

ジャック先生 2

ジャック先生の施術を受ける日に、ワンディ師匠の食事会の日程がずれたので、

施術が終わったら、顔を出そうと思っていました。



なので、夕方5:30からの予約でしたが、ダメもとでもいいからと思い、少し早めに行ってみると、

その日も学校の前で、バッタリ、ジャック先生にお会いしましたemoji02



「早く来ちゃったけれど、いいですか?」と聞いてみると、向こうも早い方がよかったみたいで、

早速、用意してあった施術着に着替えて施術となりました。




ジャック先生の施術がはじまりました。






な、なんじゃーこりゃーっっ!!






よくある技、珍しくもなんともない技が、ジャック先生の手にかかると、

全く別の技のように新しく生まれ変わっていました。衝撃でした。



タイマッサージ初心者のくせに、

よくある技とか、珍しくもなんともない技などと考えること自体が、失格なんだと気づかされました。



今まで受けたどの先生も、一つ一つの技を丁寧に行い、基本をおろそかにしないのは、一緒でした。



繊細かつ大胆なタッチ、これがジャップセンなのかぁ。

今まで受けたことのないような、難しそうな技も多々あり、技のバリエーションは、一番でした。

熟練しない人がやったら、危ないだろうな、というのもありました。



ジャック先生の施術は、神経が行き届きつつ、大らかさもあり、温かい人柄が感じられるものでした。



まさに、ファーストクラスの施術でした。



前日に、ワンディのクラスメイトのNちゃんが、学校を休んで、その理由が、

街のマッサージ屋で、ジャップセンを受けて、腰を痛めた、という話を聞いていて、

コムペット師匠からもジャップセンは痛い、といわれていたので、



施術を受ける前にジャック先生に、

ジャップセンは、今まで受けたことがないので、痛いのではないかと心配している、

と伝えてあったので、施術が終わった後に、ジャック先生にどうだったかと聞かれ、


英語力がないので、感動したことや、細かい感想は伝えられず、


「(ジャップセンは)全然痛くなかったよ!」と答えると、


ジャック先生は、子供のようにムキになって、


「みんな、ジャップセンは、痛いと誤解しているんだ。」と言いました。


  


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2012年06月21日

ジャック先生 1





「ジャップセン…、ジェップ。(痛いよ。)」



ある日、コムペット師匠が、真顔でポツリと言った。



この方が、痛いっていうんだから、相当痛いのか?face08とビビってしまいます。



コム師匠の奥さんの保子さんが、別の日に、レックチャイヤの話をしてくれたことがあり、
施術は、ジャック先生かミー先生がおすすめ、と教えてくれました。
(保子さんは、レックチャイヤで学ばれたこともあるそうです。)


場所もターペー門の近くっていうんだから、今まで何回も通っているのに、見逃していました!


レックチャイヤは、ジャップセン(ナーブタッチ)という技法で有名なスクールです。


ジャップセン(ナーブタッチ)とは、センを弾いていく方法で、

新・タイマッサージスクールガイドによると、

「弾いているのは神経だけでなく、
腱、靭帯、筋肉の表面の索状硬詰、筋肉そのものだったりします。」

とあります。


これは、実際に施術してもらわなければ、想像だけで、どんな感じかわかりません。


タイでの滞在も残り少なくなったときに、朝、スクールに行く前に
レックチャイヤへ、直接予約をしに行きました。


ドアを開けると、いきなりママレックが店番ならぬ、学校番をしていらっしゃるではありませんか!!


おぉ~、お写真通りだ~と感動しつつ、あいさつをし、


受付のスタッフの方にジャック先生かミー先生の施術を受けたい、と伝えると、


ママレックが、「ミーは、今、カナダにいて、5月21日に帰ってくる。」と教えて下さいました。


そっか、21日は、わたしが、帰国する日だから、ちょうど、入れ違いだな~、と思い、


「では、ジャック先生にお願いします!」と言っているところへ、


ちょうどいいタイミングで、ジャック先生が出勤してきました。



こちらもタイに行く前に見ていた写真通り。とっても、気さくで勢いがある感じでした!


ご本人とも対面し、次の週に、施術を受けることになりましたface22
















  


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2012年06月20日

矢嶋先生

ロイクロマッサージスクールの先生の施術を受けることができると聞いて、
日本人講師の矢嶋先生の施術を受けてきました。


受けてみて、スクールの先生の施術を受けるのは、とっても勉強になるなぁ、と思いました。


いってみれば、スクールの先生の施術というのは、模範となるマッサージ。


当然と言えば当然なのですが、一つ一つの技が、ピシッ、ピシッと、要所、要所で決まるのは、
受けていてとても気持ちがいいのです。


先生の施術から、またお話を伺っていても、細やかな動作や態度からも、
タイマッサージに対する真摯な姿勢が、ビシバシと感じられて、尊敬できる先生だな、と思いました。


ロイクロスクールは、個人レッスンなので、
長期滞在ができない人や他のスクールで学んできた人などが
密度の濃い授業内容を求めて通っているという印象を受けました。


スタッフの方もフレンドリーだし、校舎もきれいだし、
日本人が安心して通える、信頼感のある学校だな、
とスクールに通っている方のお話を聞いたり、矢嶋先生の施術を受けてみて思いました。






  


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2012年06月19日

街のマッサージ屋さん その2

前回、チェンマイで初めて飛び込みで入ったお店がそんなんだったので、
街のマッサージ屋さんって、いかがなものか、と思っていたところ、

ワンディスクールで一緒だったCちゃんとしばらくして別のお店へ行く機会がありました。

Cちゃんは、チェンマイでもおしゃれなスポット、ニマンヘミン周辺に滞在していて、


「めっちゃいいお店とセラピストを見つけたemoji02」というので、


現役タイマッサージセラピストでもあるCちゃんがいうのだから間違いがない、と思い、
ちょうど、ニマンヘミンに行った時に、Cちゃんの案内でそのお店に行ってみることにしました。


そのお店は、土地柄か外観も内装も高級感があり、
お店の中は、照明を落としてあり、雰囲気があり落ち着いた感じがしますface13

わたしとCちゃんは、別々の部屋ではなく、
2人で同時にマッサージを受けることができる一部屋に通されました。

Cちゃんが、是非にemoji02ということで、

Cちゃんイチオシのセラピストさんがわたしを施術してくれるようにお店の人にお願いしてくれました。

お店に用意してある施術着へ着替えが済んだところで、
セラピストさん2人が部屋にやってきました。


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Cちゃんは、そのお店とセラピストさんの話題のときは、
そのセラピストさんのことをずっと「彼女」「彼女」といっていたので、


てっきり女性かと思っていたら…


お店の中はたしかに薄暗いけれど、セラピストさん本人も小柄といえば小柄だけれど…


担当セラピストさんは、女装をした男性(カトゥーイ)でした。


でも、一瞬、「そうなのか!横顔がジャネット・ジャクソンになんとなく似ているな。」と思っただけで、
あとのマッサージは、もうおまかせです。


マッサージがはじまると、Cちゃんがいっていたように、タダモノではありませんでした!

演劇的というか、ストーリーがあるというか、
クセがあるといえば、ある、個性が強いといえば、強い、そういう感じのマッサージでした。
強さ、弱さ、の力加減が絶妙で、とにかく、上手い!のです。

このセラピストさんのオイルマッサージやタイマッサージ以外のその他のコースも受けてみたい!

と思いました。


今、ちょうど読んでいる本、「タイ・マッサージの民族誌」(飯田淳子・著 明石書店)の中で、

タイのマッサージ師の中にカトゥーイの人たちが含まれている割合は高く、

「社会的にマッサージ師という職業が、美容師等ファッションないし芸術関係の仕事と同様、
彼らに適した仕事とされているという面はあるように思われる」

とこの本の著者も述べていました。


このセラピストさんの施術は、まさに、プロに徹した、アーティスティックな、
その人にしかできないような施術だったので、なるほどな、と思いました。


とにかく、感動でした。


ちなみに(いうまでもなくemoji03)、このお店は施術時の店員同士のおしゃべり等はなく、
とても快適でした。


お店によって、いろいろなんだなぁ、というのもこのときに知りました。

  


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2012年06月18日

街のマッサージ屋さん その1

チェンマイの街は、道を歩いていると、何件もマッサージ屋さんを見かけます。


街のマッサージ屋さんは、遅い時間まで営業しているところも多いし、
値段も日本でマッサージを受けるよりもずいぶんとお手頃です。


まさに、マッサージ好きには、天国のようですicon14icon12


そうはいっても、お気に入りのお店や担当者を見つけるとなると、
日本と同じように、なかなか難しいのかもしれませんね。


わたしも、ある日、空いた時間にふらりと、街のマッサージ店に入ってみました。


店番をしていた、さいしょに対応をしてくれたおばちゃんが経営者で、
若い子から年配の人まで何人か雇っているお店のようです。


タイマッサージにしようか、足裏にしようか迷いましたが、
足が疲れていたので、足裏のマッサージをやってもらうことにしました。


わたしを担当してくれた人は、そのおばちゃんではなく、別の年配の女性でした。


最初は、年配の人だから、ベテランなのかな、と思ったのですが、

足につけるクリームは、あきらかにつけ過ぎで、すべりすぎているし、

全然、「そこ!」という部分にピンポイントでこないし、力も弱くて、

「もっと強くしてください」といっても、その時は、一旦は力を強くしても
しばらくするとまたもとに戻ってしまうので、2回ぐらい希望は伝えましたが、
あとは、何も言わずおまかせで、1時間が長く感じられました。


そして、驚くべきは、横でさっきのおばちゃんが、
床にゴロ寝して、TVでドラマか何かを見はじめて笑っているではありませんか!face08


自分ち居間じゃないんだから…face07


おばちゃん、自分のお店といえど、くつろぎ過ぎです(;´∀`)


日本では、ありえない接客です。でも、日本ではないので、郷に入れば郷に従え、でしょうか?


タイの足裏マッサージは、足裏だけではなく、
最後にサービスで、肩や頚、腕などもマッサージしてもらえるようです。






  


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2012年06月16日

スパサイ先生

スパサイ先生は、以前にブログでご紹介した、

ワンディ先生が、入院していた時に、代わりに教えに来てくれた先生です。



スパサイ先生


普段は、病院でマッサージ師として働いているようです。

クラスメイトが、スパサイ先生の施術を受けたときいて、
わたしも機会があれば、先生の施術を受けてみたいと思っていたので、
ワンディ先生にお願いして予約をしてもらうことにしました。

実際に施術を受けてみると、タイマッサージを受けているというよりは、
整体を受けているような印象を受けました。

2時間だったのですが、自分が普段イメージする、
タイマッサージを受けているときのゆったり感、リラックス感はなく、

とにかく技のオンパレードといった感じ。

固い部分を見つけたら、その部分を集中して施術したり、
骨の矯正や関節の可動域を広げようとしているのもわかりました。

矯正で、骨もポキポキと何度か鳴らされました。

弱い刺激が好みのわたしにとっては、かなりの強刺激で、正直、
「力も強いし、明日は、もみ返しがあるかもなー。」

と思っていたのですが、次の日、もみ返し、痛み等、全くなくface08
やっぱり、スパサイ先生は、上手なのだな、と思いました。

実際にマッサージ師として病院に勤務しているスパサイ先生の施術を受けて、
タイのメディカルマッサージというのは、こういう感じなのだな、
と少し様子がわかっただけでも、勉強になりました。






  


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